「足はfoot、脚はleg」じゃないよ

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foot (複数形はfeet)は「足」、leg(複数形はlegs)は「脚」と覚えている人がいるようです。

leg foot 足 これが一番 しっくりくるな。

英語でいうところの、Footが足、Legが脚といえばイメージしやすいかもしれません。

日本語の話になりますが「あし」には「脚・足」の漢字があり、定義では「脚(leg)」は「ひざから下の足。転じて、足全体」を指します。「足(foot)」は足首から下の部分を指します。

8割くらいは正しいのですが、日本語の単語が英語に合わせて作られるわけではないのでそういう覚え方をすると、正しい英語を使えるようにはなりません。例えば、「長い足」はlong feetではなく、long legsです。「足を組んで」はwith one’s feet crossedではなくてwith one’s legs crossedです。footとlegという単語を正確に使うためには、日本語のことを忘れて英語の語感で意味を把握しなければいけません。

 

◆「足」とfoot 

日本語の「足」は足首にあるくるぶし(足首の関節の内外両側にある突起した骨)から下の部分を指します。footも同様です。the ankle jointより下がfootです。footは単数形です。「両足」はfeetになります。

続いて、foot(フット)ですが、footも同じく足首より先のことを指します。foot bathは「足浴」、foot massageは「足マッサージ」、footprintは「足跡」、foot spaは「足湯」、foot warmerは「足温器」です。

注意すべきことは、「足が痛い」、「足が長い」、「足がすくむ」、「足がつる」、「足がのろい」、「足が速い」、「足がふらつく」といった表現が示すように、日本語の「足」は足首より下の箇所に限定されていないことです(ただし英語でも「足が速い」をbe fleet of footと言います)。要するに、足首より上の箇所も「足」と言います。英語では足首より上をfootとは言わないので、日本語の語感に引きずられてfootという単語を使わないように気をつける必要があります。

 

◆「脚」とleg

日本語の「脚」はももの付け根(groin)から足首(ankle)までを指します。legも同じ意味であると学校では習います。そういう意味で使うことは多いのですが、3点注意する必要があります。

①legはお尻(hip)を含めることがある。

②太もも(thigh)を含めず、膝(knee)から下を指すことがある。

③足首から先(foot)を含めることがある。

要するに日本語の「足」と英語のlegは多義語として捉えられているので、厳密には「foot=足」、「leg=脚」にはならないわけです。良い子の皆さん(良い子じゃない人も)その点に気をつけてfootとlegという単語を使いましょう。

 

◆「あし」の各部

ついでに「あし」の各部を表わす英単語を覚えておきましょう。

hip = お尻

thigh = 太もも

knee = 膝

calf (複数形はcalves) = ふくらはぎ

shin = 向こうずね

ankle = くるぶし

toe = 足指、つま先部分

heel = かかと

sole = 足の裏

 

10月 23, 2017 · Pukuro · No Comments
Posted in: ■英単語豆知識

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