基礎英文問題精講17: if it were not for ~, if it had not been for ~

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中原道喜著 『基礎英文問題精講』, pp. 42-43の例文です。

If it were not for books, each generation would have to rediscover for itself the truths of the past.
(書物がなければ、それぞれの世代は過去の真理を自分で再発見しなければならないだろう。)

仮定法の文ですね。口語英会話ではあまり使われない文法と思われがちですが、、英語版「魔女の宅急便」Kiki’s Delivery Serviceを見ると、仮定法を使った会話がしょっちゅう出てきます。仮定法は簡単にはマスターできないので、仮定法の文章に出会うたびにじっくりその意味を玩味して徐々に理解できるようにしてください。

現在の事実に反するものであれば<If it were not for…>を、過去の事実に反するものであれば<If it had not been for…>を使います。

If it were not for your help, he would fail.
If it had not been for her advice, he would have failed.

この文章はifが省略され、倒置のかたちをとることがあります。

Were it not for your help, he would fail.
Had it not for her advice, he would have failed.

中原氏は、<without ~>、<but for ~>を代わりに使うこともできると述べています。

Without your help, he would fail.
Without her advice, he would have failed.

But for your help, he would fail.
But for her advice, he would have failed.

Without以外は、かなり文語的な表現です。「文語的」を、話し言葉では使われないが文章として書く時には使われる表現として受け取っている人が多いですが、英語は日本語と異なり、書き言葉が話し言葉とそんなに乖離しません。この表現は文語的と書かれていたら、それはほとんど使われていない表現だから、せいぜい文章にはたまに出てくる表現くらいに思ったほうがいいと思います。だから仮定法で「もし~がなかったら」という文を書く時は、Withoutを使うようにしましょう。

その他の項目は中原道喜著『基礎英文問題精講』の使い方をクリック(^^)

12月 11, 2010 · Pukuro · No Comments
Posted in: ×基礎英文問題精講

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