基礎英文問題精講48: セミコロンの使い方

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中原道喜著 『基礎英文問題精講』, pp. 126-127の英文です。

中原氏はセミコロンの使い方について以下のように説明しています。

セミコロン〔 ; 〕(Semicolon)は、ピリオド〔. 〕(Period)とコンマ〔, 〕(Comma)の中間の区切りを示す。すなわち、コンマは『語』・『句』・『節』などを区切り、ピリオドは『文』を切り離すが、セミコロンは主に『節』を区切る。

I have really no friends here; either they have lost interested in me, or I in them.
(ここでは私には本当の友人はいない。彼らが私に関心をなくしたか、さもなければ私のほうで彼らに関心をなくしてしまったのだ)

ちょっと分かりにくい説明です。「セミコロンは主に『節』を区切る」と述べていますが、セミコロンで区切っているから、2つの文は『節』と見なされるのであって、『節』を区切るのがセミコロンなわけではありません。セミコロンをつけない場合、上記の文はこうなります。

I have really no friends here.  Either they have lost interested in me, or I in them.

この2つの文を合わせると、2つの節ができますが、セミコロンを使わなくてそうすることはできます。

I have really no friends here, for either they have lost interested in me, or I in them.
(ここでは私には本当の友人はいない。なぜなら彼らが私に関心をなくしたか、さもなければ私のほうで彼らに関心をなくしたからだ。)

このようにセミコロンを使わなくても文章は書けるので、セミコロンに関する知識は受験英語では必ずしも必須事項ではありません。英作文で使う必要はまったくないし、実はネイティブでもセミコロンをまったく使わない人は数多くいます。ただし、上記の3つの英文で1番センスがあるのはあきらかにセミコロンを使った文章です。双方の文の内容は、ピリオドで区切ると関連性が失われるし、接続詞を使うと説明調になりがちです。セミコロンを使うと、文が引き締まる印象を与えます。

このあたりは語感の話になるので、理屈で納得するより、数多くの英書を読破して感覚で理解できるようになるといいですね。

その他の項目は中原道喜著『基礎英文問題精講』の使い方をクリック(^^)

1月 15, 2011 · Pukuro · No Comments
Posted in: ×基礎英文問題精講

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