伊藤和夫「基本英文700選」をググる: 第4回

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鈴木長十・伊藤和夫著 『新・基本英文700選』
(A)英語の基本文型 5. 主語+動詞+目的語+準動詞、etc. (pp. 26-35)

92. You must take up a regular occupation. 何か決まった仕事につきなさい。

“take up a regular occupation”をググると、出てきたのは36件。最初に出てくるのはTatoeba Projectというサイトです。ここは700選に出てくる例文をそのまま使っているらしくて、700選の例文をググると上位によく登場します。その他のサイトもほとんどすべてが日本から発信されたサイトですね。「定職に就く」の英語表現はいろいろありますが、よく耳にするのはget a permanent positionです。「定職を探す」look for a permanent positionになります。もっと軽い感じだとregular jobという言い方もあります。get a regular jobとは言いますが、get a regular occupationとはあまり言わないようです。

99. You can depend on the timetable to tell you when trains leave. 時刻表を見れば発車の時間がわかります。

「時刻表を見ればわかる」という意味でYou can depend on the timetable…という英語を口にするのは、非常に違和感を感じます。“depende on the timetable to”をググると、出てきたのは5件のみ。全部700選がらみ。 “depend on the timetable”という表現は普通に使われるようですが、その場合「予定表しだいである、~にかかっている」という意味で使われるようです。<A spokeswoman said the detailed timing of Mr Darling’s departure would depend on the timetable set by the Labour Party for the leadership election.>だと、Darlingという政治家がいつ職を辞するかは、労働党の選挙日程にかかっている、という意味になります。

100. He has such a mild disposition that I have never heard him speak in a loud voice. 彼はとてもやさしい性質で、大きな声を出すのも聞いたことがない。

“such a mild disposition that”をググると、出てきたのは17件。”he has such a mild disposition that”だと全部700選関連サイトで6件。文法的には間違いはないと思うのですが、こんなにググれない表現をわざわざ暗記する必要はないでしょう。

103. My uncle made me serve as interpreter. おじはぼくに通訳をやらせた。

英文法の授業で、官職・身分などを表す名詞の前には冠詞をつけないと習ったと思います。『実践ロイヤル英文法』の376ページに、「役割を表すasの次で I acted as interpreter during business meetings. (私は商談の間中通訳として働いた)」と出ているように、ここは無冠詞でオーケーです。ただし、冠詞をつけても間違いではありません。むしろ、serve as an interpreterと言う方が普通のような気はします。ググってみると、 “serve as interpreter”が142,000件、 “serve as an interpreter”が1,540,000件の表示が出ました。

104. I would have somebody sweep this room clean. 誰かにこの部屋をきれいにそうじしてもらいたい。

“would have somebody sweep”でググると、出てきたのは37件。ほぼ全てが700選関連サイト。 “sweep this room clean”は40件。これもほぼ全てが700選関連サイト。

108. I must get my work done by the day after tomorrow. 明後日までにこの仕事をやってしまわなければならない。

この項目は変な英語が多すぎていちいちコメントするのが疲れてきました。細かいコメントは以降省略します。 “must get my work done”をググったら、26件しか検索に引っかかりませんでした。

115. He looked upon any time not spent in study as so much lost time. 彼は勉強に使わない時間を、それだけ無駄にしたように考えた。

“any time not spent in study”のググり検索数は13。<so muchは、「それだけの量・程度の」—>「(勉強に使わない時間と)同じだけの量・程度の」と考える>と説明されていますが、この解釈はオーケーなのか疑問を感じます。

116. His friends congratulated him on his finishing high school. 彼の友人たちは彼に高校卒業のお祝いを述べた。

“on his finishing high school”をググったら、検索数ゼロ。yahoo.comだと4件。すべて700選がらみ。

117. The spread of television has considerably deprived us of our time for reading. テレビの普及によってわれわれの読書の時間がかなり奪われている。

「われわれの読書の時間」を直訳した“our time for reading”をググると38件しか出てきませんでした。

5月 15, 2011 · Pukuro · No Comments
Posted in: ×基本英文700選

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