Pakiは差別用語

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『ベッカムに恋して』(Bend It Like Beckham)という映画で、主人公のインド系英国人の女の子がサッカーの試合中に相手チームの選手からPakiと呼ばれてキレる場面があります。

Pakiというのはイギリスやカナダで使われるパキスタン人に対する差別用語です。Pakistaniが略されてPakiになったわけです。あれっ、主人公はインド人なのに、と思って調べてみたら、インド、バングラディシュ、アフガニスタンからの移民に対してもよく使われるそうです。インドとパキスタンは文化・宗教がまったく異なるし、敵対国でもあるから、インド系イギリス人がPakiって言われるとホントキレるんでしょうね。アメリカでも韓国人がJapって言われるとマジギレしますから。ちなみに私はアメリカに10年ほど住んでいましたが、直接Japって言われたことはないです。高校生にペットボトルを車から投げつけられたり、ナイフをもった黒人男性が家までついてこようとしたことはありますが(^^;)。子供にChineseやBlackって呼ばれたことはあります。5歳くらいの子にはアジア系の人はみんなChineseとカテゴライズされ、2歳くらいの子には白人じゃないとみんなBlackになったりします。決してバカにされてそう言われるわけではないのでそう言われて切れちゃだめですよ。

ちなみに日本語のタイトルをみて勘違いしそうですが、主人公のジェス(パーミンダ・ナーグラ)はベッカムのことを好きになったからサッカーを始めたわけではありません。原題のbendはcurveという意味です。つまり、ベッカムのように弧を描くキックをうまく蹴りたいというのが元々のタイトルの意味です。

 

他民族に対して中傷することをethnic slurと言います。韓国でチョッパリ、中国でリーペンクイツ(日本鬼子)と言われたら、その場からすぐに立ち去るのが無難です。チョッパリとは豚の足のことですが、日本の足袋が豚の足に似ているので日本人を中傷するときに使われるようになりました。ちなみに日本鬼子は2チャンネラーの手により萌え化されました。この肩透かし作戦は見事ですねえ。

10月 2, 2011 · Pukuro · No Comments
Posted in: ■英単語豆知識

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