ミリィ/少年は空を飛んだ

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原題はThe Boy Who Could Fly。1985年の作品です。自閉症の男の子Ericが空を飛ぶというファンタジーなストリー。彼に恋をするMillieの視点から物語は進みますが、大学生の時にビデオで見て非常に感動した記憶があります。とにかくいい映画です。Yahoo映画でも5点満点で4.58点。英語もわかりやすいので英語学習向きの映画でもあります。

「ある田舎町にミリィという少女の家族が引っ越してきた。隣家には、両親を事故で亡くして以来、自閉症になった少年エリックが住んでいた。ミリィは、エリッ クがいつも屋根に上って空を飛ぶ真似をしているのを見る。やがてミリィは自分の優しさで、エリックの心を開こうとするが……。少女と少年の穏やかなふれ合 いをあたたかく描いたファンタスティックなメルヘン。 」

Millieの弟Louis役をしたのがFred Savage。「野蛮人のフレッド」というわけですが(^^;)、この人はアメリカで知らない人はいないというくらい有名な子役でした。ABCで1988年から1993年にかけて放映されたThe Wonder Yearsというドラマの主役をつとめたからです。このドラマは何回も再放送されて私もアメリカにいたときいつも見ていました。日本でもNHKで「素晴らしき日々」という題名で放映されたことがあるようですね。

ママがLouisを朝起こすときのセリフ。
Louis, get dressed real fast. We’re late. Come on! Pretend you’re a fireman.
(ルイス、服着て、はやくはやく。遅刻よ。ほら! 消防士のふりして。)

Millyが初めてEricのことを知ったときのセリフ。
I found out about the boy next door. His name’s Eric Gibb. They think he’s autistic.
(隣に住んでいる男の子のことを知った。彼の名前はエリック・ギブ。彼は自閉症だってみんな思っている。)

Ericは両親が飛行機事故で亡くなってから自閉症になり、その直前から空を飛ぼうとするようになります。あたかも両親を助けに行くように。
When Eric was five years old his parents went on a trip to Spain or France, or someplace like that. The plane crashed and they died. Now, what I heard is at the moment the plane went down Eric was alone in his room. And without anybody even telling him anything he started to pretend to fly. It’s like, somehow he knew his parents were about to crash. The way he figured he could save them was by being an airplane. He’s been one ever since.

Millyは次第にEricのことが好きになります。「あんな病気の子が気になるなんてあんた気はたしか?」と言う友人にMillyにロマンチックなことをつぶやきます。
Well, what if he’s fooling? What if a bad witch put an evil spell in Eric and all he needs is the kiss of a young maiden to turn him back into a prince?
(うーん、もし彼は私たちを担いでいるだけだったらどうする?もしかしたら悪い魔女がエリックに邪悪な魔法をかけていたんだったらどうする?もし処女の女の子がキスをしたら魔法が解いて彼が王子様になったらどうする?)

それを聞いた太っちょ友人もぽつりと一言。
That’s beautiful.

他人にまったく反応しないEricがはじめてMillyに反応してにっこりしたときのセリフがこれ。
He smiled. He didn’t smile because I smiled. He smiled because he wanted to. Today, I finally something hiding behind those eyes. Today I saw Eric.

Millyに打ち解け始めるEric。
Every day Eric opens up a little bit more. Every day he tells me a new secret. I don’t know if he’s become more like me or I’m becoming more like him. Somehow those differences don’t seem to matter. Sometimes I feel like I’m…
(毎日、エリックは少しずつ心を開き始めている。毎日、彼は私に新しい秘密を教えてくれる。彼が私のようになっているのか、それとも私が彼のようになっているのか。どちらかわからない。でもそんなことはどうでもいいように思えてきた。いつか私は…。)

でも、Ericが空を飛べることがみんなにばれて彼はMillyのもとからいなくなります。彼の最初で最後の言葉がこれ。
Good…bye…Milly. I…love…you.

なぜ彼は空を飛ぶことができたのか。科学者たちがいろんなことを言い始めますが、MillyはSherman先生の説明が一番好きだと言います。先生の言葉です。
Eric always dreamed of flying, so maybe if you wish hard enough and love long enough, anything’s possible.
(エリックはいつも空を飛ぶことを夢見ていたのよ。だから一生懸命望んで、長い間ずっとそのことを好きでいたら何でもできるのよ。)

Mrs. Sherman was right. Eric made us believe that anything is possible if you really try.
(シャーマン先生は正しい。エリックは、本当にやろうとすれば何でもできるってことを私たちに教えてくれた。)

そして、Millyがラストの場面でエリックとの出会いを回想します。
It’s been a while since we flew, and Eric hasn’t come back. But somehow he’s still a big part of our lives. He made us believe in ourselves again. Now when I feel like giving up, not trying… all I have to do is thinking about him and what he taught me. I was telling Geneva just the other day… we’re all special. We’re all a little like Eric. Maybe we can’t soar up into the clouds but somewhere… deep inside… we can all fly.

わたしたちはみんな特別なんだわ。みんなどこかエリックみたい。たぶん雲の中に高く舞い上がることはできない。でもどこか…そう心のどこか深いところで…私たちはみんな飛べるの。(下線部訳)

 

1月 31, 2012 · Pukuro · No Comments
Posted in: 雑談

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