台湾の大学入試英語問題を解いてみた

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台湾の大学入試英語問題がネットにアップされていたので解いてみました。http://mag.udn.com/mag/campus/storypage.jsp?f_ART_ID=438422
「英文」という科目の「試題内容」(解答)をクリックしてください。

台湾の大学は9月が新学期です。大半の受験生は1月末から2月初めに日本の大学入試センター試験に相当する大学学科能力測験(通称「学測」)を受け、次に7月初めに実施される大学独自の選抜試験(「指定科目試験」、通称「指考」)へと進みます。

海外留学生はこの試験を受けずに別枠で台湾の大学に入学できます。高校時の成績・卒業証明書、健康証明書、学習計画書、推薦書、財力証明書(親の銀行口座のコピー等)等の書類を希望大学に提出し、次に留学生用のテストと面接を受けます。中国語ができれば「ぶっちゃけ」言うと、台湾の高校生よりもはるかに楽にトップクラスの国立大学に入学することができます。

それは台湾は国際的に孤立した立場にあるので自国イメージを上げるために留学生を積極的に受け入れているからです。留学生だけのための奨学金(学費と生活費の支給)も充実していますが、奨学金をもらえなくても学費・生活費ともに安いです。日本の高校生も台湾の大学に入学するというオプションを一度じっくり考えてみるのもよいかと思います。当然、中国語がわからないと授業についていけないので、入学前に中国語をしっかり勉強しておく必要があります。高校生の頃に毎日2時間以上中国語を勉強し、高校卒業後は1年間台湾の語学学校に通うくらいのことはしないといけないでしょう。日本の大学より英語での授業が充実していますから台湾で英語と中国語の2カ国語をマスターできるようがんばるのもよいでしょう。日・英・中の3カ国語できるようになれば、日本のいわゆる一流大学の学生よりも就職がはるか有利になるかと思います。

taiwan

台湾の英語試験問題に話しをもどします。英作文の問題は原文の中国語の意味がわからなかったので解いていません。日本の大学入試センター試験の問題よりもは多少難しいかも知れませんが良問揃いかと思います。興味がある方はファイルを開いて問題を解いてみてください。第1問から第4問までの制限時間は1時間12分です。私も試しに解いてみましたが、30分9秒かかって1問だけ間違えてしまいました(第2問の問18)。It was created in the format of XYXをasとしてしまいました^^;。以下、各問題について簡単に解説をしています。

第1問: 語彙に関する問題

動詞 postpone, replace, book, collapse
名詞 comment, preparation, virus
形容詞 reluctant, prompt, entertaining, stiff, frustrated
副詞 constantly, preferably
イディオム a flock of
これらの英単語の意味がわかれば満点もしくは満点に近い得点をとれます。stiffとa flock ofの意味を知らない受験生が多いかも知れませんが、どちらともシス単(Ver.2)・ターゲット英単語1900に収録されています。stiffはMy necks and shoulders got so stiff that I couldn’t even turn my head.(「肩と首がこっていたので頭を回すことができなかった。)という表現で使われています。a flock ofはWe saw a flock of seagulls flying over the oceans.(私たちは海上を飛んでいるカモメの群れを見た)という文で出ています。

第2問: 総合問題

文章の空欄の部分を4択で正解を見つけるという文章問題が3つ出ています。最初の問題は電話の市外局番(area code)と市内番号(local number)に関する問題。2つ目はコイン収集家にとってのコインの価値を問う問題。3つ目はIQテストを開発したフランスの心理学者ビネーに関する問題。当然英文を理解するだけの読解力がないと問題は解けませんが、個々の問題で問われているのは英文法についてが9問(前置詞と比較が2つ、受動態・接続詞・使役動詞・過去分詞・分詞構文に関する問題がそれぞれ1つ)、語彙についての理解を問う問題が6問(名詞が3問、動詞・副詞・形容詞がそれぞれ1つ)。

第3問: 文章問題

珊瑚礁(coral reef)に関する文章問題。coral reefの意味を知っている受験生はほとんどいないでしょうから(「英単語ターゲット1900」には派生語としてちゃんと記載されています。シス単には載っていません)、文章を読みながらcoral reefが珊瑚礁のことを指すことを推測できるだけの読解力が必要とされる問題です。10の空欄に、resistance, identified, last, escape, sadly, eventually, disappearance, sourvenirs, endangered, carryのいずれかを入れる問題です。sourvenirはフランス語からきた「おみやげ」という意味の名詞です。「ターゲット」には収録されていませんが、「シス単」にはちゃんと載っています。

第4問: 文章問題

4択で文意を問う文章問題が4つ出ています。最初の文章はスイス・アーミー・ナイフ(Swiss army knife)に関する問題。2つ目は人工衛星の残骸物などの宇宙のゴミ(space trash)の現状とその対策について。3つ目は栄養ドリンク(energy drink)に含まれるアルコールが呼気アルコール濃度検査(alocohol breath test)の結果に与える影響について。最後がインドの女性が額につける丸い印(bindiと言う)の関する問題。いずれも予備知識がなくても英語読解力があれば解ける問題です。

 

2月 3, 2013 · Pukuro · No Comments
Posted in: ×受験英語

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