英語になった日本語

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『日本実用英語学会論叢』第13号(September 2007)に掲載されたRobert Spivak, “Japanese on English: A Modest Influence”という論文が面白かったです。

Toshie M. Evans, A Dictionary of Japanese Loanwords (Greenwood Press, 1997)によると、

Japanese is the second most productive source of new loanwords in English (p. ix)

だそうです(ホント?)。loanwordとは“the borrowing of a word from one language to another with little or no translation” (p.69)のことを指します。日本語では「借入語、借用語、外来語」と訳されます。著者のSpivakは

1. 武道、格闘技
2. 第二次世界大戦
3. ビジネス
4. ポップ・カルチャー
5. 家財道具や食べ物

の5分野で日本の言葉がどれだけ英語化されているか調べています。以下、英語に導入された年の順番で英語化された日本語を並べてみます。

1687年 酒 sake (nihon-shu)
1856年 腹切り hara-kiri
1857年 大君 tycoon
1863年 火鉢 hibachi (portable barbecue grill)
1866年 本町通り hunky-dory (just fine)
1875年 柔術 jujitsu
1876年 布団 futon (sofa bed)
1880年 刺身 sashimi
1884年 漫画 manga
1887年 人力車 rickshaw
1889年 柔道 judo
1893年 寿司 sushi
1896年 神風 kamikaze
1897年 津波 tsunami
1898年 武士道 bushido
1921年 剣道 kendo
1930年 助平 skivvies (men’s underwear)
1936年 合気道 aikido
1942年 道場 dojo
1947年 班長 honcho (leader)
1955年 空手 karate
1955年 少し skosh (a little)
1964年 忍者 ninjya
1970年 鉄板焼き teppanyaki
1977年 (トヨタの)かんばん方式 kanban
1979年 カラオケ karaoki
1985年 (トヨタの)カイゼン kaizen
1985年 アニメ anime
1988年 過労死 karoshi
1990年 オタク otaku

honchoはhead honchoという表現がan important influential personやthe highest-ranking person in an organizationという意味で使われます。futon(布団)やskivvies(助平)は日本のオリジナルとはかなり意味が変わっています。

futon
0skivvies
0
英語になった日本語はほかにも多数あるのでwikiでご確認ください。

7月 27, 2013 · Pukuro · No Comments
Posted in: ■英単語豆知識

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