耳をすませば─⑤雫を呼び出した夕子

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雫の家に夕子から電話がかかってきます。夕子に何かあったようです。雫は彼女に会いに急いで家を出ます。

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お姉ちゃん「雫。雫ー!」
Shizuku! Shizuku, Yuko’s on the phone.
「Aから電話!」は<A is on the phone!>。

雫「・・・!?」
Hey!

お姉ちゃん「夕子ちゃんから電話!!」_
Phone call. Can’t you hear anything?

お母さん「耳わるくなるよぉ、雫・・・。」
I keep telling you you’re gonna ruin your hearing.
keep …ing=~し続ける; ruin=~をダメにする; hearing=聴力。
be going toを短縮してbe gonnaと言います。アメリカ人はgonnaという表現をよく使います。

雫「夕子?・・・え?なに?聞こえない。・・・!うん。今すぐ行くから。・・・うん。じゃ切るよ。」
Hello? What? I can’t really hear you. Mm-hmm. Don’t worry about it, Yuko. Mm-hmm. I’ll be right there.
hear Aで「Aの言うことを聞く」という意味になります。「魔女の宅急便」で暴雨にあったキキとジジが牛が運ばれている列車の中に潜り込む場面があります。翌朝目が覚めたキキが<I think I hear cows.>と言うと、ジジが<I think I smell cows.>と返答する場面が英語版にはあります。この場合も…hear cowsで「牛の鳴き声が聞こえる」、…smell cowsで「牛のにおいがする」という意味になります。

お母さん「どこ行くの?」
Where are you going?

雫「すぐそこ。」
Just down the street.

雫「どうしたの?夕子・・・。」
Yuko, what happened?
happen=occur; take place

夕子「雫~~~。」
Shizuku.

雫「どうしたのよ。あっ、なに?その顔!?」
What is it? Why… Why are you crying?
「なに? その顔?」が「なぜ泣いているの?」に変わっていますね。

夕子「雫ぅ、どうしよ~~~。杉村が友達にたのまれて、あの手紙の返事くれぇーって・・・。」
I talked to Sugimura, and he’s friends with the guy who wrote me that letter, so he tried to convince me to go out with his friend.
英語版では「杉村と話したのよ。そしたら私に手紙をくれた人は杉村の友達で、それで私に彼とデートさせようとしてきたのよ。」という意味に変わっています。convince A to do=Aに~するよう説得する。go out withは原義は「~と外に出る」ですが、そこから男女間の場合は「~とデートに行く」という意味になり、さらに「~と交際する」という意味にもなります。

雫「ええっ!?あちゃ~~~。」
What?

[回想シーン始まり]
夕子「なんで杉村がそんなこというのよ!!」
Go out with your friend? How could you say that to me?
<How could you say that to me?>は修辞疑問です。自分が好きな杉村からほかの男とデートするよう言われたことに対する怒りもしくは悔しさが表明されています。

杉村「お、おい・・・?」
What?
[回想シーン終わり]

雫「・・・あいつ、にぶいからなぁ。でもさ、杉村だって夕子の気持ち知ってるわけじゃないし・・・。」
That jerk. I can’t believe he’s that stupid. But I don’t think he did it to hurt you. He’s just a dope. He had no idea that you like him.
jerkもdopeもa stupid personのことです。女性に対してはあまり使われません。英語には「バカな奴、まぬけ」に相当するスラングは数多くあります(日本語の「バカ」と英語の「Baca」参照)。have no idea that…で「(that以下)を全く知らない」という意味。

夕子「杉村にはあやまる・・・。でも、こんな顔じゃ学校行けないから明日は休むね・・・。」
I better apologize to him, I guess. But there’s no way I can go to school with my face looking like this. I’m going to have to stay home tomorrow.
I better…はI had betterのhadが省略された形。口語ではよくI had better…のhadが省略されます。I guessはその前に「(怒ったことを)彼に謝るのがよい」と断言調に言った後に、それが本当にいいことか確信をもてなくて、「たぶんそれがいいんだと思う」という感じのニュアンスで発言されています。guessの原義は「~を推測する」です。stay homeは「家にいる」。

雫「テストも?」
We’ve got tests, you know.
have gotはhave。

夕子「ん・・・。」
Mm-hmm.

雫「そっか・・・。」
OK.

vs

8月 17, 2014 · Pukuro · No Comments
Posted in: ・耳をすませば

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