耳をすませば─⑩聖司、雫を家の近くまで送る

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雫「ほんとに楽しかった・・・。みんないい人達ね。」
Your grandpa and his friends are really nice. I really had a great time.
grandpa=grandparent; have a great time=素晴らしい時間を過ごす

聖司「また来いよ。じいちゃん達喜ぶから。」
You’ll have to come back. Grandpas and his friends would like that.

雫「聴くだけならなあ・・・、歌うのはつらいよ。でも天沢くん、バイオリン上手だね。そっちへ進むの?」Next time I’m keeping my mouth shut. No yelling or singing. But I could listen to you play violin for hours. Have you ever thought of performing?
「聴くだけならなあ」が「口を閉じたままにしている」(keep one’s mouth shut)に変わっていますね。yellはshout something usually when you are angry, in pain or excitedという意味です。これは彼の名前が聖司と聞いて大声をあげたことを指して、No yellinと言っているわけですね。<listen to 目的語 + do動詞>は知覚動詞の構文です。for hours=何時間も。perform=演奏する

聖司「オレくらいの奴はたくさんいるよ。それよりオレさ、バイオリン作りになりたいんだ。」
No. My violin playing’s nothing special. My ultimate goal is to be a world-class violin maker.
something, anything, everything, nothingに形容詞をつける時はうしろにきます。ultimate=究極的な、最終的な; world-class=世界で通用する。「バイオリン作りになりたいんだ」が英語訳では「最終的な目標は世界で通用するバイオリン作りになるこなんだ」に変わっていますね。

雫「そうかあ・・・、もうあんなに上手だもんね。」
That’s great. You’re already so good at it.
be good at=~するのが得意である

聖司「イタリアのクレモーナにバイオリン製作学校があるんだよ。中学を出たらそこへ行きたいんだ。」
No, if you really want to be good you have to be trained in Cremona, Italy. I want to go there when I graduate from junior high.
ここでのNoは雫が「すでにバイオリンづくりがとってもうまいもんね」という発言に対する否定です。「イタリアのクレモーナ」はin Cremona, Italyと表現されることに注意。graduate from=~を卒業する; junior high=junior high school

雫「高校・・・、行かないの?」
You’re not going to high school?

聖司「家中が大反対!だからまだどうなるかわからないけど、おじいちゃんだけが味方してくれてるんだ・・・。」
My parents think I am, but my grandpa is trying to convince them otherwise. I guess we’ll have to see. Cross your fingers.
My parents think I amは<My parentss think I am going to high school.>ということ。つまり英語セリフでは「家中が大反対」という部分が「両親は自分が高校に行くとと思っている」に変わっています。convince A=Aを説得する。otherwiseの意味がわかりにくいですねえ-_-。<I guess we’ll have to see.>はおじいちゃんの説得がどうなるか様子を見ないといけない、といった意味です。Cross your fingersは「うまくいくように祈ろう」といった意味です( http://urx.nu/bhuj )。

雫「すごいね、もう進路を決めてるなんて・・・。わたしなんか全然けんとうもつかない。毎日なんとなく過ぎちゃうだけ・・・。」
That’s great that you know what you want to do with your life. I don’t have a clue what I want to do with mine. I just waste time writing corny lyrics.
have a clue=心当たりがある; waste time …ing=~することで時間を無駄にする; corny=too silly; lyrics=歌詞

聖司「オレだってまだ行けるって決まっちゃいないんだぜ。毎日、親とケンカだもん。行けたとしても本当に才能があるかどうかやってみないとわからないもんな。送ってかなくていいの?」
I know what I want to do, but I don’t know if I’ll get to do it. I fight with my parents about it everyday. Even if I get to go, it doesn’t mean that I’ll be any good at it. I’ll just have to do my best and find out. You sure you don’t want a ride home?
「オレだってまだ行けるって決まっちゃいないんだぜ。」の部分は「自分が何をしたいかはわかっているけど、それをするようになるかはわかっていない。」という意味に変わっています。find outは目的語をとって他動詞的に使いたくなりますが、このように自動詞的に使ってもかまわないのかな?どうなんでしょうか。You sure…はAre you sure…のareが省略された形とみればよいでしょう。<Want a ride home?>で「家まで乗っていく?」という意味になります。ここでは家まで自転車の後部座席に乗せてあげようか?、って感じ。

雫「うん、もうそこだから。」
Yeah. It’s just around the corner.
just around the cornerで「すぐそこの角を曲がったところ」という意味になります。

雫「じゃあね。」
See ya.

聖司「あ・・・。月島!」
Uh, Shizuku…

雫「ん・・・?なに?」
Yeah?

聖司「おまえさ、詩の才能あるよ。さっき歌ったのもいいけど、オレ、コンクリートロードのほうも好きだぜ。」
I just wanted to say that I actually liked your lyrics. You’re a very talented writer. Keep pursuing it. It’s not a waste of time.
英語版には「ちょっといいかい事があるんだけど、おれ、本当はお前の詩が好きなんだ」というセリフがあります。talented=才能のある; keep …ing=~し続ける; pursue=~を追及する; a waste of time=時間の浪費

雫「なによっ、この前はやめろって言ったくせに・・・。」
Just the other day you told me my lyrics were corny.
英語版にはcornyという単語がよく出てきます。ある英英辞典には(especially of joke, films, stories, etc.) showing no new idea or too often repeated, and therefore not funny or interesting

聖司「オレ、そんなこと言ったっけ?」
Oh, did I really say that?

雫「言ったー!!」
Seiji!

聖司「そうかあ・・・?」
I’m sorry.
英語版ではセリフが「ごめん」に変わっていますね。

雫「今日はありがとう。さよなら。」
Ha! You’re forgetful too. See you later.
「今日はありがとう。」が「まあ、あなたも忘れっぽいのね」に変わっています。「さようなら」はGood-byよりも「じゃあまたね!」という意味の<See you later.>と言うようにしましょう。

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サライさんとしぐれさんのコスプレ(●´ω`●)

9月 3, 2014 · Pukuro · No Comments
Posted in: ・耳をすませば

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