トトロの英語(16): It was really nice of A to do…

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大雨の中、サツキに傘を貸したカンタはびしょぬれで家に戻ります。カンタは母親に怒られます。

カンタ「だから、忘れたの!」
What? I left it.

カンタの母「雨が降ってる時に、カサを忘れるバカがどこにいるの。」
What kind of fool forgets his umbrella at school when it’s raining?

カンタ「いってえ。」
Hey!

カンタの母「どうせ振り回して壊しちゃったんだよ。」
I bet you were swinging it and you broke it.

What kind of…?という構文は、多くは What kind of A  do + S + V…? もしくは What kind of A is + S? の形をとります。
What kind of food do you want to eat? で「どんな料理を食べたいですか?」、What kind of pain is it? で「どんな感じの痛みですか?」という意味になります。しかし、ここでは「どんな種類のばかが雨が降っている時に学校に傘を忘れるのか?」→「そんなバカはいない。」という修辞疑問としてこの構文が使われています。

I bet (that)…はI’m sure (that)とほぼ同義語です。カンタのお母さんは、カンタが傘を振り回して壊してしまったから、傘をささずに帰ってきたと確信しているわけです。

そして、サツキとメイが傘を返しにカンタの家に訪れます。

サツキ「あの、この傘、カンタさんが貸してくれたんです。」
Oh. I wanted to give back this umbrella that Kanta lent us.

カンタの母「へえ。あの子が… やだよ。こんなボロガサ。」
What? He lent you this? Oh, my. Look how beat-up it is.

サツキ「メイもいたから、とても助かったの。でもカンタさんが濡れちゃって。ありがとうございました。」
Mei was walking home from school with me. So it was really nice of him to help us out. Tell him thank you. He must have been drenched.

カンタの母「いいのよ、いつだって泥だらけなんだから。ちっとは、きれいになるでしょう。お父さんを迎えに行くの?
That’s OK. Kanta is such a dirty kid. He can always use a good drenching. Are you off to meet your dad at the bus stop?

give back = return
lend-lent-lent = ~を貸す
beat-up = (物が) in bad condition
walk home = 歩いて帰宅する
help A out = (困っているA)を助ける
be drenched = びしょぬれになる
be off = 去る
bus stop = バス停留所

He can always use a good drenching. は「ちっとは、きれいになるでしょう。」のセリフが英訳されたものですが、この表現は初めて見ました。直訳するとどういう意味になるのだろうか?

It was really nice of him to help us out. は「It is ~ for A to …」ではなく「It is ~ of A to …」の形をとる構文です。「Aが…することは~である」という意味になりますが、Aにくる形容詞次第で次の前置詞がforかofに決まります。「親切な」という意味のniceの場合は「It is ~ of A to …」の形をとります。このforとofの使い分けについてはいろいろ理屈があるみたいですが、①基本はforがくると考え、②ofがくる形容詞に出会ったら1つずつ覚えていく、という方法でコツコツ1つずつ覚えておけばよいかと思います。その場合、「niceがきたらof」と丸暗記しようとしてもダメで、ちゃんと例文を声を出して読んで体で覚えてください。

カンタ

 

11月 12, 2015 · Pukuro · No Comments
Posted in: ・トトロ

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