「風の谷のナウシカ」通信講座

「となりのトトロ」、「魔女の宅急便」に続いて、「風の谷のナウシカ」も通信講座を開始します。

受講期間: 全7回 7週間
受講料: 8,200円(教材費4,000円+通信講座費4,200円)

教材:①アニメDVD、②リスニング用穴埋めスクリプト、③必須英単語集(501語)が最初に配布されます。そして毎週月曜日に④今週の「重要英語構文集」と「名セリフ集」をEメールで配布、日曜日に⑤「確認テスト」を実施します。受講期間中はツイッターもしくはEメールで自由に質問・相談をすることができます。

興味のある方は、sanctio@gmail.comまでメールでご連絡下さい。


ナウシカで英語力アップ!!(^o^)





やっぱりナウシカの英語(6): not… ever again

クシャナのセリフです。
「私に従う者には、もはや森の毒や虫どもにおびえぬ暮らしを約束しよう。」

KUSHANA – I guarantee that those who join me will live without fear of the insects or the jungle’s poisons ever again.

guarantee = promise that sth will happen or exist
without fear of = ~の心配なしに、~の恐れなく

今回は<not… ever again>という構文です。 「 もう2度と~ない」という意味になります。

You will not have to fear the rule of communism ever again.だと「皆さんはもう2度と、共産主義の支配を恐れる必要はありません。」となりますが、クシャナのセリフではnotではなくwithoutが否定を意味することで、<not… ever again>の形を取っています。




やっぱりナウシカの英語(5): 同格名詞の冠詞省略

「聞け!トルメキア帝国辺境派遣軍司令官クシャナ殿下のお言葉だ。」

KUROTOWA – Listen now! You will be addressed by Her Highness Kushana, commander of the Tolmekian army.

クシャナの部下クロトワのセリフです。声優はChris Sarandonという俳優がやっています。



実写版ナウシカでもクロトワ役ができそうですね。

address = speak to someone directly ~に話しかける、演説する
Her/His/Your Highness = used when you are speaking to or about a royal person
commander = an officer who is in charge of a military operation 指揮官、司令官

今回、気をつけてほしいのは、同格名詞での冠詞の省略です。人名の後に同格名詞として官職・身分などを表す場合、単数形の可算名詞でも、冠詞がよく省略されます(とくに、それが任意の範囲において1人しかいない身分や官職を表す場合)。上の文では、Kushanaはthe (or a)commander of the Tolmekian armyのはずなのに、theが省略されています。「辺境派遣軍司令官」だとthe、「commander of the Tolmekian army」だとaって感じかな。




やっぱりナウシカの英語(4): It is said that…

ユパ様が渋い声で…

「旅の途中で不吉なうわさを聞いた。ペジテ市の地下に眠っていた旧世界の怪物が掘り出されたというのだ。」

ちなみに英語の声もけっこう渋いです#^^#

英語セリフはこう。

While I was traveling, I heard a frightening rumor. It was said that a monster from the old world was unearthed from deep beneath the city of Pejite.

frightening = making you feel fear 恐ろしい
rumor = an unofficial interesting story or piece of news that might be true or invented, which quickly spreads from person to person
うわさ
unearth = discover sth in the ground
~を掘り出す、発掘する
beneath = under

では問題。「上の下線部の英文をA monsterではじまる英文に書き換えなさい。」

<It is said that S + is + C = S is said to be C> SCであると言われている」という構文を覚えているかな。

正解はこう。

= A monster from the old world was said to be unearthed from deep beneath the city of Pejite.

みんな正解できたかな?(^^)

やっぱりナウシカの英語(3): 感嘆文のwhat

ミトのセリフです。

MITO – What a mess those Tolmekians dumped on us.

元のセリフは「まったく厄介なものを持ち込みよって」です。

mess = a situation that is full of problems 混乱
dump = put down or drop sth in a careless way 適当に
捨てる

感嘆文のwhat構文は以下の形をとるって習いましたよね。
<What (a [an]) + 形容詞 + 名詞 + S + V …!>

What a nice house you are living in!

名詞の後の<S + V ..>の部分はよく省略されます。
What a nice house!

ミトのセリフだと
What a mess!
といってもかまわないわけです。

すでにお気づきかもしれませんが、ミトのセリフは感嘆文にもかかわらず「形容詞」の部分が抜けています。でも間違いではありません。「名詞」が感嘆する方向性を示すものであれば、「形容詞」の部分は省略できます。

What a house it is!
これはダメな英文です。これだけではこの家をポジティブに見ているのか、ネガティブに見ているのかわからないからです。それに対して

What an accident it was!
はオーケーです。badやterribleといった形容詞を挿入しなくても、事故に対してびっくりしているのであれば、そういう意味が含意されていることは容易に予測できるからです(むろん、例外もあります。What a happy accident it it! 「なんて思わぬ幸運をもたらすアクシデントなの!」)。

ミトはmessといっているわけですが、この単語はネガティブな意味でしか使われません。だから「形容詞」の部分を省略できるわけです。





やっぱりナウシカの英語(2): It is ~that…の強調構文

ナウシカが大ババ様に尋ねます。「大ババ様。探すってなあに?

NAUSICAA – Obaba, what is it that Lord Yupa searches for?

この文はIt is… thatの強調構文です。

①Lord Yupa searches for something. ユパ様は何かを探している。

の疑問形が

②What does Lord Yupa search for?

となりますが、<It is~ that…>の~の部分に、強調したい言葉、ここではsomethingを挟むと①は次のように変化します。

③It is something that Lord Yupa searches for.

これが疑問形になる場合、まずIt is what that Lord Yupa searches forとなり、さらにwhatが文頭に移動し、主語とbe動詞の順序が入れ替わり、

④What is it that Lord Yupa searches for?

になるわけです。

やっぱりナウシカの英語(1): Who else…

腐海に行くことをとがめられたナウシカ。でもユパ様が助け船を…。

「そうとも、わしもそれで助けられたのだからな。」

英語訳はちょっと意味合いが変わってますね。

YUPA – I agree. Who else would rescue me when I’m in trouble?
(そうとも。わたしが危ういときほかの誰が助けてくれようか。)

be in trouble = 困難に直面している

rescueは「~を助ける」と日本語に訳されますが、rescueされる相手はつねに危険な状況に直面しています。saveもhelpも「助ける」と訳されますが、これらの動詞のニュアンスの違いに気をつけておいて下さい。

それで、今日の重要構文は[Who else...? = ほかに誰が~]です。

「ぼくがやったんじゃないもん!!(>_<)」は子どもが使う常套文句ですけど、そう言うときについママが言いたくなるのが
Then, who else did that?(じゃあほかの誰がやったっていうのよ!)

英辞郎にはこんな例文がのっていました。
Who else came to the party? パーティーにはほかに誰が来ていましたか?

Who else could have done this? (あなたでないとすれば)ほかに誰がやったと言うんですか。

Who else do you like? ほかには誰が好き?

「となりのトトロ」を見ながら、Who else can see Totoro?
「ハウルの動く城」を見ながら、Who else could save Howl?

よく使う表現なので、みんなも「風の谷のナウシカ」を見てしっかり覚えましょう^^


ナウシカの英語(12): 「名づける」はname or choose?

赤ちゃんを産んだばかりのママさんがユパ様に名付け親になってくれるようお願いします。

「どうか、この子の名付け親になってくださいませ。」
WOMAN – We would be very honored if you would choose a name for her.

ユパ様は即答します。

「引き受けよう。良い名を送らせてもらうよ。」
YUPA – Very well. I’ll see that she’s given a good name.

be honored = 光栄に思う
魔女宅にも出てきます -> http://www.sanctio.jp/archives/1529

I’ll see that… = ~するように気をつける

she’s givenのshe’sは<she has>ではなく、<she is> の略ですね。つまり、現在完了ではなく、受動態というわけです。

今回注目したいのは、<choose a name for A>という熟語です。日本語訳では、「Aに名前をつける」という意味になっていますが、「名づける」に相当する英単語はnameです。
I named my cat ‘Sora.’
Seiko Matsuda named her baby ‘Sayaka.’

chooseは”decide what you want from a range of things or possibilities“、つまりすでにあるものたちの中から気に入ったものを決めることです。だからこのママさんも普通にお願いするのであれば、

We would be honored if you name her.
というべきだったでしょう。

そこをあえてchooseという動詞を使っていますので、ニュアンス的には、風の谷には誰もが納得できる「いい名前」というのがある程度あって、ユパ様はその中からひとつお選びになる、という感じになるでしょうか。

ナウシカの英語(11): remind A of B

ユパ様が生まれたばかりの赤ちゃんを抱き上げてこう言います。

「おおっ、よい子だ。幼い頃のナウシカを思い出す。」

Oh, she’s a fine baby. Strong and healthy. She reminds me of Nausicaa as a child.

remind A of B = ABを思い出させる

Bを思い出させるきっかけになったものは「主語」で登場してきます。ここではその赤ちゃんがナウシカを思い出される、つまり赤ちゃんを見てナウシカを思い浮かんだというわけです。では、なぜその赤ちゃんはナウシカを思い浮かばせたのでしょうか。

答えは1つ。似ていたからです。英和辞典ではそのあたりの説明に欠けています。英英辞典ではremindは以下のように説明されています。

be similar to, and make you think of someone that you know or something that happened in the past

要するに、あるもの/ひとが既知のものと似ていたから、既知のもの/ひとを思い浮かべるわけです。


ナウシカの英語(10): be looking forward to …ing

ミトがユパ様にいったセリフ。
「今宵はまた、異国の話を聞かせて下さい。」

英語ではこうなっています。
MITO – Thank you, sir. I’m looking forward tohearing all the news from the other kingdoms tonight.

look forward to ~ing = feel pleased and excited about something that is going to happen
つまり、これから起きることにわくわくしているときにこの熟語を使います。「~を楽しみにして待つ」と訳されますが、 この熟語は進行形の形(be looking forward ~ing)の形をよくとります。forwardの後は~ing形の動詞ではなく、名詞でもかまいません。
I’m really looking forward to my holiday.